技術革新セミナー 世界文化遺産 明治日本の産業革命と官営八幡製鉄所
世界遺産の認定を機に、旧雄藩を中心に古文書や遺跡発掘等によってさまざまなことが判明してきました。特に、佐賀藩の三重津海軍所の遺跡発掘は、鈴木一義氏の功績が大きいようで、「佐賀藩では既に科学と技術の融合が始まっていた」と指摘しています。西洋列強による「植民地化」の国難を前に、「雄藩同士の情報が共有化され研究者は最先端の産業技術を母国語で習得できたという日本独自の風土があった」と解説します。
さらに鈴木一義氏は、幕末からさまざまな産業分野で「木の素材を鉄に変換した匠の技が活かされた」と指摘します。日本の近代産業が50年間で確立した謎を、高度で大量の鉄を生産でき、鉄の素材を巧みに駆使することで、さまざまな産業発展に寄与したものづくりの本当の強さに迫ります。
製造業やものづくりに携わる方々や北九州の歴史にご興味のある方にお勧めのセミナーです。
【講師紹介】鈴木一義氏(独立行政法人 国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長)
開催日 | 2019年5月25日(土) |
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時間 | 13:00~15:00 |
会場 | 北九州イノベーションギャラリー プレゼンテーションスタジオ |
応募条件 | 一般、興味のあるかたならどなたでも |
参加費 | 無料 |
定員 | 130名(先着順受付、満席になり次第締切) |
申込方法 | お電話、FAX、もしくは以下の申込フォームより |
申込期限 | 満席になり次第締切 |
申込先 | 北九州イノベーションギャラリー 〒805-0071 北九州市八幡東区東田2-2-11 TEL 093-663-5411 |