蘭癖大名と呼ばれた佐賀と鹿児島の名君から、イノベーションを学ぶ
「幕末のトップを走った科学・技術」
~蘭癖大名と呼ばれた佐賀と鹿児島の名君~
今回、市民セミナーとして注目した人物は「鍋島直正と島津斉彬」。早くから先進的な技術に着目し西洋文物に興味の高かった2人を取り上げ、江戸から遠く離れた場所で技術革新が起こった理由を紹介します。現代でも参考にしたいリーダー像が見つかるかもしれません。
2017年2月には佐賀県立佐賀城本丸歴史館にて企画展「直正と斉彬」が開催されます。講師の南里学芸員には佐賀藩が実践したユニークなオフィス環境を含め、佐賀城本丸歴史館についてもご紹介いただきます。
島津斉彬が賞賛した鍋島直正の時代
「西洋人モ人ナリ、佐賀人モ人ナリ、薩摩人モ同ジク人ナリ。退屈セズ倍々研究スベシ」と語ったのは 薩摩藩第 11 代藩主、島津斉彬。鉄製大砲鋳造の担当者に語った言葉で、佐賀藩の 16 回にも及ぶ改築の末、成功 させた努力と先進的な科学技術を賞賛しつつ、担当者たちを叱咤激励したのです。斉彬が賞賛の対象とした当時の佐賀藩とは、第 10 代藩主・鍋島直正の時代でした。
講師:佐賀県立佐賀城本丸歴史館
企画学芸課 学芸担当 主査
学芸員 南里昌芳氏
開催日 | 平成29年2月11日(土・祝) |
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時間 | 13:00~14:30 |
会場 | 北九州イノベーションギャラリー プレゼンテーションスタジオ |
主催 | 北九州市、北九州イノベーションギャラリー |
定員 | 50名 |
応募条件 | 興味のある方 |
料金 | 無料 |
申込先 | 北九州イノベーションギャラリー TEL:093-663-5411 または下記フォームより申込可 |
申込期限 | 2月10日(金)までにお申し込みください |